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いつもなら金曜日はちゃむさんの担当なのですが
都合によりエッセイ漫画の新作は明日の更新とさせていただきます。


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夫による最新映画紹介のコーナー。

わたしの映画紹介は
ネタバレなしをお約束しますので、
未見の方も安心してお読みください(^∀^)

今回、紹介するのはこちら!

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八重子のハミング


新作映画レビューといいつつ、観るのがだいぶ遅くなってしまいました。。
わたしの大好きな映画監督の一人でもある佐々部清監督の最新作です。

昨年の秋にロケ地である山口県で先行公開され、
今年5月から全国各地で順次上映されています。


◆あらすじ
年配の男性・石崎誠吾(升毅)は、とあるホールの講演会に立っていた。
彼がそこで語るのは、若年性アルツハイマーだった亡き妻
八重子(高橋洋子)の介護を通して経験した12年間の物語だった―。


映画は、講演会で誠吾が語る現代から過去を回想する形で、
自身のガンの発症、八重子のアルツハイマーの発症した頃から
八重子が亡くなるまでを描きます。

わたしにとって佐々部監督の作品は
家族や夫婦、人と人とのつながりを描いた作品が多いのが特徴的だと思っていて、
本作もそれは例外ではありませんでした。

若年性アルツハイマーという病気を扱っていますが、
この映画は病気の物語ではなく、“夫婦の物語”なのだと思いました。

時間が経つにつれ子ども返りしていき、記憶もどんどん失われていく八重子。
仕事をしながら食事・排泄・身の回りの世話をし、さらに思い出も作ろうとする誠吾。

誠吾の八重子に対する心は本物の愛でした。

愛だけでは介護はできないという声もあるかもしれません。
しかし、愛がなければ介護はできないだろうと思いました。

劇中での誠吾のセリフに
「怒りに限界はあるが、優しさに限界はない」というものがあります。
この言葉はすごく印象に残りました。

きっと、頭では分からなくなってしまった八重子にも
心には、誠吾の優しさが届いていたのではないでしょうか。


なんだか、今回はレビューというより感想文みたいになってしまいましたが、
夫婦・親・兄弟姉妹・友人、何かしら人とのつながりを持っている人は
一度は観ておくといい映画なんじゃないかなと思います。

今から観られる劇場は限られていますが、
チャンスのある方は是非ご覧になってください。


『八重子のハミング』は一部劇場で公開中
映画公式サイト
上映劇場一覧

DVD予約受付中です。原作本もこちらでどうぞ。
  



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